宗旨
浄土宗
本山
総本山 京都・知恩院
大本山 東京・増上寺
大本山 京都・金戒光明寺
大本山 京都・百万遍知恩寺
大本山 京都・清浄華院
大本山 久留米・善導寺
大本山 鎌倉・光明寺
大本山 長野・善光寺大本願
開祖
三祖記主禅師然阿良忠上人
開基
弘安四年(1281年)
沿革
その昔、もとは真言宗の寺院でありましたが、弘安4年下総地方を教化されていた良忠上人がこの地に訪れ、多くの帰依者を得たことによって、浄土宗に改宗されました。
幾たびの戦乱により諸堂焼失され、15代高譽上人のときに9間半に6間半の本堂が再建され、その後、慶安元年(1648)8月17日に寺領15石を拝領し、且つは、関東十八檀林の飯沼・弘経寺の末寺筆頭を勤め、当山自体も末寺4ヶ寺の末寺を支配する寺院でした。
平成27年秋、常総市は鬼怒川決壊による水害に見舞われました。
その年末には、復興を願って当山へ年越しに訪れる多くの方々が
NHKの「ゆく年くる年」にて紹介されました。
現在の本堂は慶応年間に再建された建造物で、平成7年から9年にかけて解体修理を行い現在に至っています。当時は平瓦葺でありましたが、現在は銅版本葺きに直しています。向拝の彫刻は後藤ぬい之助作とされています。
開山良忠上人の木像をお祭りし、多目的ホールとして利用しています。特に葬祭会場として広く貸し出しています。
当山の伽藍の中で一番古い建物で、建立の時期は定かでない。初期の梵鐘は戦時中に供出され、現在の梵鐘は昭和33年に鋳造されたものです。毎年、大晦日の夜の除夜の鐘の法要には一般公開しています。